高校生という年代にとって、恋愛はとても重要なものなのではないでしょうか。その中で心配になるのが、「スクーリングの少ない通信制でも恋愛はできるのか?」ということ。
実際はスクーリングが少なくても恋愛をしている生徒はたくさんいるし、全日制とは違った出会いがあるのも通信制高校の魅力です。
ただし、通信制高校で恋愛をするには積極性がカギとなります。少ないチャンスをものにするためにも、積極的にアプローチすることを心がけましょう。
ここでは、通信制高校における恋愛事情についてお伝えします。
通信制高校でも恋愛は活発に行われている
通信制高校だと恋愛はできないんじゃないかと思われがちですが、恋愛のチャンスは間違いなくあります。スクーリング・課外活動・部活動(サークル活動)…これらのタイミングで恋愛へと発展することも少なくありません。
様々な人が集まる公立中学の環境とは違い、なんとなく気の合う仲間が集まるのが通信制高校の特徴です。好きなことやお互いに波長が合う人に出会えることも、恋愛になる要因のひとつと考えられます。
歳の違う彼氏・彼女ができることもよくある
通信制高校での恋愛では歳の違う彼氏・彼女ができるということはあるあるです。通信制高校には様々な年齢層の人がいます。全日制だと同い年か歳の近い人としか出会えませんが、通信制高校はそうした枠組みを越えて、幅広い年齢層の人との出会いがあります。中には20代以降で通信制高校に通い始める人もいるので、人生経験豊富な人と恋愛できるチャンスがあることも通信制高校の魅力と考えられるでしょう。
通信制高校での恋愛を成功させるコツは「積極性」
通信制高校では毎日スクーリングする必要はありません。つまり、相手と話せるチャンスは限られています。こうした環境で恋愛をするには、積極性が非常に大切になります。
気になる人とは早めに連絡先を交換することがカギです。連絡先さえ交換すれば、スクーリングがない日でも連絡をとることができるため、自分たちのペースで進めることができます。しかし、連絡先を知らずにいては、相手に印象を残すことも難しいので、恋愛に発展させることは難しいでしょう。
また、急にスクーリングで見かけなくなるということも通信制高校ではあるあるです。そうなってしまう前に、早めにアプローチを仕掛けるのが通信制高校での恋愛のコツとなります。
スクーリング日数の多い学校を選べば有利?
スクーリングの日数は学校によってかなり異なります。週3〜5日のスクーリングを実施している学校もあれば、週1回以下の学校もあります。当然、学校に行く頻度は高いほうが相手と話せるチャンスも多いです。これは恋愛だけでなく、友達作りにも通じてきます。
もし友達とのふれあいを大切にしたいと考えているなら、比較的スクーリング日数の多い学校を選んでみるのもひとつの方法です。どの学校がどれぐらいのスクーリングを設定しているかはHPで確認するか、資料をとりよせて比較検討しましょう。
通信制高校にはかっこいい・可愛い人が多い?
通信制高校には芸能界を目指す人も多く集まるため、かっこいい・可愛い人が多いです。モデルや俳優の卵、また音楽活動を行っている人など、みんなが自分の雰囲気を持っています。
そのような中で恋愛を成就させるためには、自分に自信を持つことも大切です。それには何かに打ち込むのが一番良い方法です。何かに打ち込んでいる人は、みんな自分の雰囲気を持っています。そして、頑張っている人は周りから見ると魅力的に見えるものです。何かを目指している人は、それに対して、まだ打ち込むことが見つかっていない人はこれから見つけましょう。
また、せっかくオシャレな人が多いので、ファッションやメイクが得意な子にアドバイスを受けるのもいいかもしれませんね。
恋愛するには部活動・サークル活動に参加するのがおすすめ
部活動(サークル活動)の中には、男女合わさって活動するものもたくさんあります。また、男女分かれて行うスポーツでも、体育館やグラウントでお互いを意識する場面も少なくありません。
そして、部活動は定期的に相手と顔を合わせられるのもメリットのひとつです。通信制高校はスクーリングが少ないため、相手と顔を合わせられる機会はとても貴重です。
実際に部活動やサークル活動がきっかけで彼氏・彼女ができた人は大勢います。もし通信制高校で恋愛をしたいなら、こうした課外活動にも積極的に参加するのもひとつの方法です。
通信制高校での恋愛体験談
通信制高校での恋愛は、普通高校と何も変わらない青春でした。
通信制高校では、普通の高校と違って、学校に通うことがないため、普段は接触がなく、あまり学校内での出会いというものは、あまりないのかもしれませんが、ただ、半年に一回スクーリングという授業があり、そこではグループに分かれて共同作業するようなプログラムがあります。そこで、一緒のグループになった女の子と仲良くなり、連絡先を交換して、それからお互い連絡を取り合うようになり、遊んだりしているうちに自然に付き合うようになりました。通信制なので、家庭の事情ではない限り、日中時間があります。ですので、一緒に日中遊ぶこともありましたが、一緒に短期のアルバイトに入ってお互いお金をためて、貯まったお金で、少し遠出をしたり、プチ旅行をしたり、時には単位を取るための勉強を一緒に図書館に行ってたりしてました。時間があった分、長く一緒にいれて楽しい時間を過ごすことができたので、これは通信制高校ならではの感覚なのかなと思いました。
(phycologestr/22歳/星槎国際高等学校)
通信制高校だからこそできた恋愛体験談
私は中学の頃、精神的にくる陰湿な集団いじめにあって、普通の公立や私立の高校ではなく、誰も知っている人のいない通信制高校に進学することを決めました。通信制高校でも、毎日通学はしますし、体育祭や校外学習、修学旅行もありました。その中で私は最初に違うクラスの男子と出会って恋をしましたが、友達とその男子がカップルになりそうだったので諦めることにしました。私の学校はたまに上級生と一緒になって調理実習をしたりと、上級生と下級生が一緒になって何かをやるという交流が多かったので、先輩とも話す機会は多かったです。その先輩達の中で凄く大人びた先輩がいて、同級生で友達の男子がその先輩と仲良いのもあって自然と話すようになりました。するとやはり同じ経験をした人が多い通信制高校、心が優しい先輩で凄く気さくで、そんな先輩が近いとはいえ、わざわざ下級生のクラスに一人できて、私を名指しして呼んでくれた時は凄くトキメキました。嬉しかったです。休み時間に話したり、メールしたり、修学旅行に行った際にはお土産渡せたりして凄く青春って感じがしました。その先輩と恋人には結局なれませんでしたが、あの時凄く先輩後輩の距離が近かったからこそ、凄く仲良くなれて、大人になった今でも連絡が来て凄くいい思い出です。
(ぐうたま/27歳/わせがく高校)
勉強嫌いの通信制高等学校、週一の出会い・恋愛と別れ
中学校二年の時初めてお付き合いした彼氏から振られて、精神的に落ち込んで人間不信と成り、不登校に成り、約二年ぐらい、家に引きこもり状態でした、そんなこんなで二年の月日と青春が過ぎそんな時、母親が私に通信制高校行くように進めてきました、それも週1日だけです、私も仕方なく行くようにしました、学校に行くと、女子が少なく凄く男子にもてまくりなのです、そして私からイケメンの彼氏選んで、お付き合いするょうに成り、彼氏のほうは県外の遠距離なのです、私も暇だし他の男の子に目を向けて、内緒付き合ってました本命の彼と遠距離恋愛だったので浮気し放題だったのです。本命の彼は外国人で、出会ったのは日本でしたが、その後、何年間もの外国・日本間での遠距離恋愛期間がありました、外国人の人が多く居ました、私が日本で何やっても全然ばれなかったです、私は特に外国人好きというわけではないので、浮気相手は日本人ばかりでしたねそしてそれが、、本命の彼に浮気がばれてしまい、彼から連絡もなし、学校も辞めたみたいです、私も罪の意識の駆られました、ひどいことしたと思い反省してます、今でも思い出します。
(彩華・22歳・KTC中央高等学園)
癖のある男女が集まる学校の恋愛事情
私は、通信制の高校に通っていました。この学校に通う大半の生徒は家庭内に複雑な事情を抱えていたり、不良生徒や、問題のある生徒が集まっていました。見た目も普通の高校に比べて派手です。そんな高校生活の恋愛事情ですが、割と普通です。お互いに問題を抱えている者同士なので自然と距離間が近くなり、すんなり恋人になります。私も家庭に問題を抱えていた為、家に帰りたくない日が多く、そんな同じ思いを抱えた女子も少なくなかったので、自然と一緒に遊ぶ事が増え、そのまま恋人になるというパターンでした。はたから見たら不良カップルのようですが、付き合い方は至って普通でした。一緒に学校へ行ったり、放課後は一緒に遊んで帰ったりと普通のカップルの遊び方ですが、高校生ですので、大人な遊びも沢山しました。通信高校自体共学だったので出会いはいくらでもあり、高校生活はいろいろな女性とお付き合いさせて頂きました。普通の高校に比べて荒れているように見えますが、そこは否定致しません。
(shokiti/29歳/群馬県立高崎高等学校)
恋愛は基本的にSNSが中心になる
通信制の高校に通っていると出会いはほとんどありません。特に昼と夜で通う学生の数も変わってくるので中々仲良くなることは難しくなるでしょう。そこで活用したのがSNSです。他の通信制の高校に通っている人を見つけて色々話をしているうちに仲良くなりました。そして実際会うことになりました。会う時間は基本的に昼間です。夜に学校へ通っていたので日中は暇になっていたため会うことが可能でした。仲良くなった相手も夜に通うタイプでしたので時間はかなり会わせやすかったです。付き合い始めても普通の学校とは違いクラスメイトなどの冷やかしなどが一切ないところが一番良かった点です。相手が同年代ということもあり就職活動の時期についても同じで他の通信制の就職状況なども聞けたので良かったです。難点としては世間体です。通信制はどこか低く見られがちでましてや二人ともとなるとあまりよくは見てもらえませんでした。そのことを相手に告げると揉めてしまいました。そこから亀裂が生まれ結局長くは続かず終わってしまいました。
(レモン/21歳/尚志高校)
学校で出会いがなくても彼氏・彼女が見つかる場所は?
「学校内で出会いがないけど、どうしても高校生のうちに恋愛したい!」そんな方は以下の場所で出会いがあるかもしれません。
- バイト先
- 仕事先
- 友達の紹介
- SNS
バイト先
バイト先は恋愛のド定番です。定期的に相手と顔を合わせられるので、職場に慣れてきたら自然と会話が生まれます。
バイト先には様々な年齢層の人がいますが、通信制高校の環境となんら変わらないので、馴染むのも早いでしょう。
お小遣い稼ぎと彼氏・彼女作りの両方を実現できるのはアルバイトの大きな魅力です。
仕事先
芸能活動をしている人などは、仕事先で様々な人に出会います。特に若いうちはお互いに切磋琢磨しあう中で意識し合う関係になることも珍しくありません。同じ目標や価値観を持っている人と出会いやすいのも、仕事先です。
友達の紹介
友達からの紹介も恋愛に発展するパターンのひとつ。特に男子校や女子校に通っている人は、相手も出会いがないことに困っています。そうした中で意気投合することは高校生の恋愛あるあるです。
SNS
最近はSNSで友達になってオフで会うなんてことも増えてきました。趣味の合う人と出会えるのはSNSの魅力です。ただし、知らない人と会うことになるため、最初はグループで会う(1対1で合わない)など、安全に楽しみたいものです。使い方には十分に気をつけましょう。
まとめ
- スクーリングの少ない通信制高校でも恋愛は活発に行われている。公立中学の頃と違い、気の合う人と出会えることも恋愛になる要因のひとつ。
- 幅広い年齢の人が集まる通信制高校だからこそ、歳の違う彼氏・彼女ができることも。こうした点は通信制高校で恋愛をする魅力のひとつ。
- スクーリングが少ないからこそ、恋愛を成就させるには「積極性」が大事。少なくとも早めに連絡先は交換しよう。
- 部活動やサークル活動の課外活動に参加することも、通信制高校で恋愛をするチャンス作りのひとつ。恋愛だけでなく友達を作りたい場合も積極的に課外活動に参加しよう。
通信制高校はスクーリングが少ないからといって恋愛ができないわけではありません。チャンスは少ないながらも出会いは必ずあります。大事なのは積極性です。恋愛だけでなく、友達作りにも通じることなので、積極性をもって相手と接していきましょう。みなさんが通信制高校でもステキな恋愛ができることをお祈りします。