翔洋学園高等学校は、茨城県日立市にある通信制高校です。設置者は学校法人翔洋学園であり、通信制高校としては日本で初めて学習センター方式を採用した学校です。
コースは普通科とネットキャンパスが用意されています。普通科は最寄りの学習センターに通学し、レポート・スクーリング・メディア学習を計画的に学習します。また、入学時に先生と履修科目を相談しながら決めることができます。ネットキャンパスは、インターネットを通して自宅で学習を進めることができます。
進路実績は進学・就職半々であり、生徒の希望に合わせた指導をしてくれます。専門学校に限らず、筑波大学や早稲田大学など難関大学の合格実績もあるため、4年制大学も目指すことができます。
さらに専属スクールカウンセラーが学習センターを巡回しているため、精神面で不安な方や、不登校経験がある方でも安心して学校生活を送ることが出来ます。
翔洋学園高等学校の基本情報 | |
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キャンパス情報・所在地 | ・翔洋学園高等学校 日立本校 〒319-1221 茨城県日立市大みか町4丁目1番3号 【学習センター】 【提携校】 |
コース・学費 | 【学費】 入学金:0円 単位履修料(授業料):208,000円 (1単位あたり8000円、26単位履修する場合) 施設設備費:50,000円 合計:258,000円 ※就学支援金を利用する場合、 【コース】 |
スクーリング回数 | 年6日 |
入試 | 書類審査・面接試験 |
入学可能エリア | 青森県・秋田県・岩手県・山形県・宮城県・福島県・茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・新潟県 など |
不登校・発達障害支援 | ・専属スクールカウンセラーが学習センターを巡回 |
主な進学先 | 【大学】 筑波大学、東北大学、東京藝術大学、茨城大学、会津大学、新潟大学、弘前大学、宮崎公立大学、筑波技術大学、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学 など 【短期大学】 【専門学校】 |
主な卒業生 | ・木龍 七瀬(サッカー選手) |
翔洋学園高等学校の特徴
翔洋学園高等学校の特徴は以下の5つです。
- 自分に合ったライフスタイルが作れる!
- ネットで高卒資格が取れるネットキャンパス
- 進学・就職どちらも力を入れている進路指導
- 個性を伸ばす学校行事・校外学習が豊富
- 専属スクールカウンセラーが学習センターを巡回
自分に合ったライフスタイルが作れる!
翔洋学園高等学校は入学する時・新年度に入る前に、学習センターの先生と履修相談を行い学習する科目を決定します。科目数や種類によってレポートの量やスクーリングの時間数が変わるため、生徒の個性や適性にあった科目を先生方が提案してくれます。
また翔洋学園高等学校は習熟度別レポートを採用しており、主要な科目では最大3段階のレベル分けをしています。そのため、中学校で不登校を経験した方も基礎から学ぶことが出来ます。さらに、自由に登校出来るためアルバイトと両立できます。
大学進学を目指している方も自分に合ったライフスタイルが作れます。たとえば3年生は受験が控えているため、1、2年生で高卒資格取得に必要な科目を多めに取得します。多めに取得した分、3年生は大学受験対策に専念出来ます。
ネットで高卒資格が取れるネットキャンパス
翔洋学園高等学校には、ネットキャンパスがあります。「どんな人にも学ぶ機会を諦めないで欲しい」という思いから作られたキャンパスです。メールやチャットでの対応を中心に、学習をスムーズに進められるネットシステムを活用しています。また、スクーリングは年6日です。
さらに、ネットキャンパスでも生徒一人ひとりの学習相談・進路相談を受け付けているため、サポート体制は万全です。
進学・就職どちらも力を入れている進路指導
翔洋学園高等学校の卒業生の進路は、進学・就職の割合が半々です。そのため、生徒の希望に合わせてサポートをしています。たとえば、1年生からホームルームや総合的な学習の時間等で進路学習を取り入れています。さらに様々なジャンルの職業体験学習を行うため、自己実現に向けて意識を高めていきます。また、進学ではセンター試験対策や小論文指導・面接指導を行なっています。
翔洋学園高等学校では、4年制大学約50校、短期大学約20校、専門学校約100校以上の指定校推薦を受けることが可能です。
個性を伸ばす学校行事・校外学習が豊富
翔洋学園高等学校は、生徒が自主的に実行委員となり体育祭や文化祭、新入生を迎えるウェルカムセレモニーなどの学校行事を行なっています。さらに、同じ趣味(音楽・スポーツなど)を持った仲間とともに活動しています。
※学習センターによって実施有無は異なります。
さらに、翔洋学園高等学校は/strong>校外学習に重点を置いています。書道の校外学習や、郷土の歴史を知るための校外学習、ディズニーリゾート旅行などがあります。
通信制高校では学校行事が活発な学校は少ないです。翔洋学園高等学校ではレポート作成や勉強だけではなく、学校行事を通して楽しい高校生活を送ることが出来ます。
専属スクールカウンセラーが学習センターを巡回
翔洋学園高等学校は、専属スクールカウンセラーが各学習センターを巡回しています。医療機関や発達障害者支援センター等と連携しているため、万全なサポート体制が整っています。高校生は日頃の人間関係や、進路のことで不安定になることが多いです。小さな悩みも気軽に相談できます。
さらに学校に行けない生徒には、先生が自宅に訪問しサポートするため安心して高校生活を送ることが出来ます。
翔洋学園高等学校の学習コース
翔洋学園高等学校は「普通科」「ネットキャンパス」の2つのコースが用意されています。
コース | 内容 |
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普通科 | 通学日数を自由に選び、先生と相談しながら履修科目を決めることが出来ます。毎日通学し授業を受ける必要はなく、レポート・スクーリング・メディア学習の3つを計画的に学習します。
学種センターでは、レポートを先生と一緒に進めたり、様々な学校行事に参加できます。 ある程度自己管理ができる方や、勉強以外にやりたいこと(アルバイト、趣味など)がある人におすすめのコースです。 |
ネットキャンパス | 自宅でインターネットを通して学習できます。24時間好きな時間に学習できるので、社会人におすすめです。
インターネット越しでも、先生方は生徒の個性を尊重しながらサポートします。中学の復習・高卒資格の必修科目はもちろん、大学受験の学習も進めることが出来ます。 |
翔洋学園高等学校の学費
翔洋学園高等学校の学費は以下の通りです。
内容 | 金額 |
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入学金 | 0円 |
授業料 | 1単位あたり8,000円×26単位=208,000円 |
施設設備費 | 50,000円 |
合計 | 258,000円 |
※ネットキャンパスの場合、スクーリング費用を別途徴収することはありません。
※翔洋学園高等学校は就学支援金制度が利用できます。(就学支援金制度とは、1単位あたり4,812円の支援金が74単位まで国から支給される制度です。)
※学費の詳細は必ず資料請求・お問い合わせでご確認ください。
翔洋学園高等学校の進学・就職状況
進学について
翔洋学園高等学校は、志望大学に合わせた指導を1対1で行います。多くの生徒が塾や予備校に通わず大学進学に進んでいるため、手厚いサポートが期待できます。
筑波大学、東北大学、東京藝術大学、茨城大学、会津大学、新潟大学、弘前大学、宮崎公立大学、筑波技術大学、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学、明治大学、青山学院大学、日本大学、東洋大学、駒澤大学、専修大学、大東文化大学、東海大学 など
会津大学短期大学部、新潟県立女子短期大学、青山学院女子短期大学、日本大学短期大学部、駒沢女子短期大学、帝京短期大学、國學院大學、栃木短期大学、拓殖大学北海道短期大学、聖徳大学短期大学部、常盤短期大学、茨城女子短期大学、いわき短期大学 など
大原簿記専門学校、水戸電子専門学校、いわきコンピュータ・カレッジ、アール医療福祉専門学校、水戸医療センター附属桜の郷看護学校、大宮准看護学校、水戸美容専門学校、パリ総合美容専門学校、専門学校東京モード学園、専門学校ESP、ミュージカルアカデミー、テクノアカデミー会津 など
就職について
翔洋学園高等学校は、マナー指導・面接・小論文の指導や、職業体験などの体験型学習を取り入れています。学習センターに講師を招いて進路講演会等も定期的に開いています。ただし、取り組み方は学習センターによって異なります。
地方公務員、警察官、消防士、スクールカウンセラー、保育士、介護福祉士、ゲームデザイナー、俳優、美容師、ファッションモデル、飲食店経営 など
翔洋学園高等学校の口コミ評判
ほとんどの人が大学進学ですが、中には就職する人もいます。進路に悩んでも先生方が相談に親身に乗ってくれます。入学してよかったです。
とにかく先生方も優しく、いじめもないので安心して高校生活を送ることができました。
レポートは教科書を読めば解ける問題ばかりです。スクーリングも楽しく参加できるので、高卒資格取得は取りやすい環境だと思います。
翔洋学園高等学校に向いている人
翔洋学園高等学校は、履修科目・通学日数を自由に決めることができるため、非常に自由度が高い学校です。美容・プログラミング・イラスト等の専門的な分野の学習はできませんが、高卒資格を取得する環境は十分に整っていると言えます。さらに体育祭・文化祭などの学校行事や、校外学習で同級生と楽しい時間を共有できるのも特徴的です。
また、専属スクールカウンセラーが学習センターを巡回しているため、不登校を経験した方や精神面で不安を抱えている方でも安心して学校生活を送ることが出来ます。スクールカウンセラーに限らず、周りの先生方が生徒一人ひとりを丁寧にサポートしてくれます。
さらに、翔洋学園高等学校は比較的学費が安いのも特徴の一つです。入学金が0円のため、実質授業料と施設設備費のみの負担となります。また、就学支援金制度を利用することが出来るため、授業料の負担も軽減出来ます。学費に対して不安を感じているご家庭は、入学を検討してみても良いかもしれません。
(向いている人)
- 進学か就職か、進路に悩んでいる人
- 不登校経験がある人
- アルバイトや趣味、資格勉強を両立して高卒資格を取得したい人
- 通学できず、自宅で学習を進めたい人
- 経済的な事情を抱えている人
(こんな人は別の学校も比較)
- 難関大学を目指している人
- 美容・プログラミング・イラストなどの専門的な分野を学習したい人
- 各学習センターが自宅から遠い人
翔洋学園高等学校の制服は?
画像引用:https://go-highschool.com/contents/feature/uniform/1026.html
まとめ
- 翔洋学園高等学校は、山形・新潟・福島・茨城・千葉・神奈川に学習センターを展開している通信制高校
- 自由に通学できる普通科と、自宅でインターネットを通して学習を進めるネットキャンパスがある
- 専属スクールカウンセラーが学習センターを巡回しているため、不登校や精神面で不安を抱えている人のサポート体制が整っている
- 学費は258,000円〜と、比較的安く入学することができる
翔洋学園高等学校は、不登校を経験した方や通学に対して不安を感じている方におすすめの学校です。自宅で学習ができるネットキャンパスはもちろん、学習センターに通う普通科も自由に通学できるため、自分のペースに合わせて学校生活を送ることができます。
逆に、美容・プログラミング・イラスト・声優などの専門的な分野の学習は用意されていません。高卒資格を取得する必修科目以外に学びを広げたい方は他の学校を検討してみると良いでしょう。