通信制高校の授業・テスト

通信制高校のレポート(添削指導)について解説【難易度や進め方】

「通信制高校に興味があるけど、「レポート」ってなんだろう?」

通信制高校は、全日制高校より登校日数が格段に少なく済むのが特徴です。

ですが、そのぶん「レポート(添削指導)」「スクーリング(面接指導)」「テスト」をクリアして、単位を取得する必要があります。

この記事では、「通信制高校のレポート(添削指導)」について、

  • 通信制高校のレポートってどんな感じ?
  • 学力に不安があるので、レポートが難しくないか心配
  • レポートを確実にクリアするにはどうしたらいい?

以上の疑問に答えていきます。

通信制高校のレポートは、大学のレポートとは違います。出された問題に対して、テキストや参考書を見て答えを埋めていく形式です。

レポートの難易度は高くはありません。学力に不安がある方でも、それぞれの通信制高校による学習のサポートを受けることができます。

スケジュールどおりにレポートを進めたり、提出期限を考えて必要な日数を計算するなどの、自己管理が苦手な人もいるでしょう。

そんな人は「サポート校」の利用を視野に入れてみるのもありです。学習面・生活面からのサポートを受けられます。

それでは、以下で詳しく解説していきます。

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通信制高校のレポート(添削指導)とは

通信制高校において、レポート(添削指導)とは、中学校でいう「プリントやワーク」に近いです。中学時代に出された宿題を思い浮かべていただくと、イメージが湧くでしょう。

内容は、問題集のような穴埋めや、要点をまとめる記述式が多いです。

画像引用:「通信制高校という選択」

ただ、マークシート形式は、文部科学省のガイドラインに「不適切」と明記されています。「生徒の学習の状況を把握し、生徒の思考方向のつまづきを的確にとらえ指導していくこと」という観点から、機械的に採点できるマークシート形式は相応しくないのです。(参考:「高等学校通信教育の質の確保・向上のためのガイドライン」)

なので、当てずっぽうで答えられるような内容ではないと考えておくとよいでしょう。

また、レポートとスクーリングの回数は単位ごとに決まっています。

「単位」とは科目ごとの学習量のことです。全日制高校では、「1週間に○コマ授業がある」と「○単位」というふうに計算します。

通信制高校での単位の計算方法は、下記の表のとおりです。

各教科・科目添削指導(回)面接指導(単位時間)
国語、地理歴史、公民及び数学に属する科目31
理科に属する科目34
保健体育に属する科目のうち「体育」15
保健体育に属する科目のうち「保健」31
芸術及び外国語に属する科目34
家庭及び情報に属する科目並びに専門教科・科目各教科・科目の必要に応じて2~3各教科・科目の必要に応じて2~8

参考:文部科学省「参考資料2 高等学校通信教育の現状について

例えば国語ならレポート(添削指導)を3回、50分で1コマのスクーリング(面接指導)を1回受けます。そのうえでテストを受けて通過すると、単位が取得できる仕組みです。これで1単位となります。

卒業までに国語の単位が4単位必要であれば、単純にこれの4倍です。(必要な単位は学校・コースによって異なる場合があります)

提出はインターネットが一般的ですが、郵送も受け付けています。

レポート提出までの学習の流れ

学習(オンラインで動画視聴など)

レポートの課題範囲を学習します。オンラインでの動画視聴、テキストや参考書などを用います。

オンラインでの動画視聴は、パソコンだけでなく、スマートフォンやタブレットに対応している学校もあります。

レポートを作成する

テキストや参考書を見ながら、レポートを作成します。

基本的にレポート作成では暗記力は問われず、テキストなどを見て回答できます。

レポートを提出

オンラインか郵送でレポートを提出します。

レポートには提出期限が設定されているので、遅れないように注意しましょう。

レポートの返却(添削)

レポートが添削されたうえで返却されます。

添削されたところを直し、場合によっては再提出が求められます。

レポートの難易度はどのくらい?【難しくはなく、コースや個人差による】

レポートの難易度は、基本的に高くはありません。

内容はテキストの穴埋めがメインで、なかには教科書の要約などもあります。どちらにしても、手元にテキストがある状態でレポートに臨むわけですから、それほど難しく感じることはないでしょう。

レポートが難しそうなイメージを持つ原因は、おそらく「大学のレポート」を想像するからでしょう。

大学のレポートは、事実や根拠を調べたうえで「自分の意見」を論じなければいけないので、たしかに難しい部分があります。

ですが、「通信制高校のレポート」はまるきり別物です。「自宅学習の成果報告」という目的を達成するためのレベルですから、大学で求められるレベルとは異なります。

ただ、難関大学合格を目指すコースに入学した生徒には、多少難しい課題が課される可能性はあります。

また、中学校の学習範囲でつまづいている生徒からすると、難しく感じてしまうこともあるかもしれません。

レポートが難しくて出来ないときは【何度でも質問する】

レポートが難しくてできないときは、先生に質問するのが一番確実な解決策です。スクーリングの頻度が少ないコースを選んだとしても、次のスクーリングまで待つことはありません。

電話やメール、手紙でも学習サポートをしてくれる学校もあります。

ただ、「電話はちょっと緊張する……」という方もいるでしょうし、先生がたも二十四時間好きな時間に電話を受けられるわけでもありません。

そんなときは、オンライン上で質問できる学校を選ぶと質問しやすいでしょう。

たとえば、NHK学園高等学校では、ネット会議システムを利用した「ネットホームルーム」を実施。「ネット学習のシステムを利用したメールやビデオチャット機能による個別指導」を行っているため、電話が苦手な方にも質問しやすい環境といえます。

このように、「自分が質問しやすい学習サポートがあるか?」を確認して学校を選ぶことが大切です。

レポートの提出頻度【計画をたてないと後からキツイ】

レポートには提出期限があります。期限までに提出しないと単位がとれないので、注意が必要です。

上記の表のとおり、1単位あたりおおむね3本のレポートが必要です。

卒業までに必要な単位は74単位。3年で割るとおよそ25単位です。25×3=75本が1年で出すレポートなので、1ヶ月あたり7本。1週間で1本以上2本以下は提出する計算となります。

実際には、レポートの提出期限が複数の科目で重なることもあるので、このように均等にはいきません。提出期限が集中する時期と、そうでない時期がでてくるでしょう。

ただ、毎日のように課題が出ることもある全日制高校と比べると、ゆるやかなスケジュールであることがわかります。

レポートは学習計画をたてて、余裕をもって終わらせるのが理想的

レポートを確実に提出して単位を取得するには、学習計画をたてるといいでしょう。

小学校の夏休みを思い出してみてください。休みに入ったすぐは自由時間が多く、楽しく過ごせるかもしれません。ですが夏休み最終日、終わらない宿題を前にひたすら手を動かす羽目になったことはありませんか?

そんな苦い記憶がよみがえった人は要注意です。「小学校の夏休み」も、「通信制高校のレポート」も、期限内に課題を着実に終わらせる力が必要なのです。

また、通信制高校の生徒には働いている方もいますから、「登校日数が少ない=自由時間がある」と言い切ることもできません。

バイトやスポーツの活動などで時間がない人も、比較的自由時間を確保できる人も、まずは「自分の自由にできる時間」がどの程度とれるのか確認してみましょう。

そして、最初に何本かレポートを書いてみて、「自分はレポートを1本仕上げるのにこのくらい時間が必要だな」と当たりをつけてみます。

そのうえで提出期限までの残り日数を計算し、「自分の自由にできる時間」をどの程度学習に割けばいいのか考えます。

スケジュールを決めるときは大事なのは、「詰め込みすぎない」ことです。オンラインで提出できるからといって、提出期限当日にレポートが終わるようなスケジュールを組まないことです。

突然の体調不良で勉強できない日が続くかもしれませんし、インターネットのトラブルが起こらないとも限りません。

提出期限の前日、できれば2日前に「マイ提出期限」を作って、その日までにレポートを終わらせるように行動してみましょう。ゆとりをもった行動は焦りや不安を軽減してくれます。

スケジュール管理に自信がない人は、サポート校の利用も視野に入れる

ただ、どうしてもスケジュール管理が苦手な人もいるでしょう。

そんな方は、「サポート校」に利用を視野に入れてみるのもおすすめです。

「サポート校」とは、「通信制高校に通う生徒の学習面や生活面をサポートする学校」のことです。学習面のみならず、生活面やメンタル面のサポートをしてくれます。

レポートの提出の残りや、再提出のレポートがないかなどをチェックしてもらえるのです。

もちろん、最終的にレポートを作成し、行動するのは自分自身です。ですが、自己管理が苦手な人には、他の人の助けを借りるという手段もあるのです。自己管理ができないために不安になったり、自己嫌悪に陥ったりする可能性を減らし、レポート作成に打ち込むことができるでしょう。

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まとめ

以下、まとめです。

  • 通信制高校でのレポートは、スクーリング・テストと並んで卒業要件。
  • レポートの内容は、テキストを見て解けるレベル(コースによって程度に差あり)
  • 難しくてできないときは先生に遠慮せず質問する。オンライン対応だと質問しやすい
  • レポートの提出頻度はそれほど高くないが、計画をたてて臨むべき

特に学力に不安がある方は、「レポート」という未知の存在に気後れしてしまうかもしれません。

ですが、通信制高校のレポートは大学のレポートと違って、「単位を取得する」ことが目的です。テキストや参考書を見て、指定された範囲を学習していれば解けるレベルです。

「どうしても難しくてレポートができない!」というときも、諦めることはありません。

先生に質問して、学習のサポートをしてもらいましょう。自己管理ができないひとには「サポート校」という選択肢もあります。

自分に合ったレポートの進め方を身に着けて、着実にクリアしていきましょう!

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