通信制高校の基礎知識

サポート校のメリットは?学習面・メンタル面のサポートで卒業率を高められるって本当?

通信制高校では、勉強やレポート提出を自分ひとりの力で進める必要があったり、登校がなくても規則正しい生活リズムを保つ必要があったりと、自己管理が必要になる場面が多々あります。しかしサポート校では、学習面に限らず生活面やメンタル面のサポートも受けることができます。こうしたサポートを受けることで、卒業の確実性を高められるのは、サポート校に通う大きなメリットです。

さらに、学校によっては美容・イラスト・プログラミング・スポーツといった専門分野を学べたり、保護者に対しても真摯に向き合ってくれる学校がほとんどです。

この記事では、サポート校のメリットについて詳しくお伝えします。

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サポート校とは?

そもそもサポート校について知らない方に向け、簡単に概要を説明します。

通信制高校に通う生徒のサポートをする学校

サポート校とは、通信制高校に通う生徒の学習面や生活面をサポートする学校です。

通信制高校では、自宅で教科書を読みながらレポートを作成するのが基本となります。しかし、自分ひとりで勉強を進めることは難しいと感じる生徒も多いと思います。自学自習に限らず、自己管理も必要です。たとえば、「現代文のレポートはあと○枚」「体育の視聴報告書はNo,△まで終わった」などを自分で確認しながら、単位の修得を目指します。そのため、自己管理能力が難しい生徒は、人並み以上にストレスを感じます

サポート校では、そうした方に向けて、レポートがスムーズに作成できるよう授業を行ったり、学校によっては個別授業を取り入れたりしています。

さらに生徒の希望に合わせた進路指導を行っているサポート校もあるため、卒業後も安心です。

また、通信制高校に通う生徒は、中学校で不登校を経験した生徒も多いです。サポート校では、教員も含めてスクールカウンセラーが、生徒のメンタルをサポートします。そのため、心に深い傷を抱えている方も安心して通学することが可能です。

高卒資格は取れない教育機関

サポート校は、厳密に言うと”高等学校”ではありません。要するに、学校教育法で定められた「学校」としての認可を受けていないということです。したがって、サポート校だけでは高卒資格を取得することはできません。高卒資格を取得するためには、必ず同時に通信制高校にも入学する必要があります。つまり、通信制高校に所属しながら、スクーリングのない日はサポート校に通う、というのが通常のモデルとなります。

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サポート校のメリットは?

サポート校のメリットは、以下の4つです。

  • 生活面・学習面・メンタル面のサポートが受けられる
  • 学校によっては専門分野が学べる
  • 生徒・保護者一人ひとりに対し、真摯に向き合ってもらえる
  • 学習サポート・成績管理を徹底しているため、卒業の確実性を高められる

生活面・学習面・メンタル面のサポートが受けられる

サポート校は、学習面だけではなく生活面やメンタル面もサポートしてくれます。

上記でも記載したように、通信制高校を卒業するには”自己管理”が大前提です。教科書を読みながらレポート作成はもちろん、各教科レポートの進捗状況を自分で管理しなければいけません。しかし、サポート校に入学すれば教員がレポートを管理してくれます。例えば、どの科目のレポート提出が進んでいないか、再提出のレポートはないかをしっかりチェックしてくれるのです。学校によっては生徒一人ひとりに担任がつくため、担任の先生を中心に単位の管理・進路指導・カウンセリング等をしてくれます。

また、上記でも記載したように、サポート校は厳密に言うと”高等学校”ではありません。そのため、単位を取得するにあたり出席日数が問われないため、ほぼ自由登校の学校が多いです。「毎日学校に通って欲しい」「子どもが無理しない程度に週3日は登校して欲しい」など、様々な保護者の要望を取り入れて、生徒の生活面も指導します。

さらに、生徒のメンタル面もサポートします。学校によっては、スクールカウンセラーが常駐しているところもあります。そのため、心の病を抱えている生徒でも、安心して通学することができる教育施設です。学校生活に限らず、普段の悩み事なども相談できます。また、学校によっては保護者の相談に乗ったり、電話で相談することも可能です。スクールカウンセラーに限らず、担任の先生方も親身になって相談に乗ってくれます。

学校によっては専門分野が学べる

多くの通信制高校は、「美容コース」「マンガ・イラストコース」「プログラミングコース」といった専門分野を深く学べるコースを設けています。同様に、サポート校でも専門分野を学べる学校があります

上記のように、高卒資格に必要な学習だけではなく、専門分野を学べる環境が整っているサポート校もあります。そのため、全日制高校とは違った、充実した高校生活を送ることが出来ます。

生徒・保護者一人ひとりに対し、真摯に向き合ってもらえる

全日制高校では、長期休みやテスト明けに面談を行う学校がほとんどです。三者面談も年に1回程度でしょう。サポート校は生徒との面談に限らず、こまめに三者面談等を利用し、保護者とも密な関係を築くのが特徴的です。

入学直後は、1週間おきに生徒の出席状況や授業中の様子などを、保護者に電話で報告する学校が多いです。なぜなら、生徒の学校生活を一番気にかけているのは保護者だからです。生徒・保護者両方が安心して通えるように、入学直後の報告・連絡はこまめに行っています

また、単位状況が芳しくない生徒にも、三者面談を積極的に実施しています。サポート校は生徒の卒業の確実性を高めるためにも、生徒の個性に合わせて学習計画・コース変更を提案します

たとえば、「現在は朝から通うコースを選択しているが、起立性障害を抱えているから午後からのコースのほうが向いている」「午後からはアルバイトのシフトが入っているため、午前中に授業を受けることができるコースが良い」など、”今”の生徒の状況変化をいち早く把握し、生徒の学習が効率よく進められる提案をします。

学習サポート・成績管理を徹底しているため、卒業の確実性を高められる

通信制高校の生徒は、自分で教科書を読みレポートを作成します。さらに何度も記載していますが、自分でレポートの進捗状況を把握しなければいけません。しかしサポート校の授業は、生徒がレポートを効率的に解けるような授業を展開しています。一言でいうと、「レポートが解ける授業」を教員は行っているのです。

たとえば数学だったら、レポートの問題をそのまま授業に取り上げ演習問題として考える。国語だったらレポートの問題に出てくる漢字を授業内で丁寧に確認。このように、レポートの問題が解ける授業に特化しています。そのため、授業にしっかり出席すればスムーズにレポートを解くことが出来ます。

さらに、先生方が成績管理・レポート進捗状況を管理してくれます。単位漏れ・提出漏れがないので、卒業の確実性を高めます

サポート校のデメリットは学費が二重になること

サポート校の唯一のデメリットは、通信制高校とサポート校の両方に入学しなければいけないため、学費が二重になることです。そのため、経済的事情を抱えた家庭にとっては厳しいのも事実です。

しかし、サポート校によっては就学支援金制度が利用できる学校もあります。学校によっては公式ホームページに利用の可否が掲載されていますが、詳細は資料請求・お問い合わせでご確認ください。

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サポート校に通っている生徒はどんな人?

サポート校に通っている生徒の特徴は、以下の5つです。

  • 自己管理が難しい人
  • 不登校を経験した人
  • 発達障害を抱えている人
  • 心が不安定な人
  • 過去の学校で、先生の対応に嫌な思いをした人

自己管理が難しい人

通信制高校は、主にレポート進捗状況を自己管理しなければいけません。そのため、未提出のレポートや視聴報告書を自分で管理できない生徒が多く在籍しています。サポート校の先生方は、進捗状況が変化しない生徒または遅れている生徒には、しっかり働きかけます。

不登校を経験した人

前籍校、または中学時代に不登校を経験した生徒は多いです。その分、そういった経験をしているからこそ、人の心の痛みをしっかり理解できる生徒が沢山在籍しています。
また、個別指導を導入しているサポート校も多いです。人との関わりを少なくし、「先生としか話したくない」という生徒も中にはいます。

発達障害を抱えている人

起立性調節障害自閉症ADHDLDなどの障害を抱えており、全日制高校での活動は厳しい生徒が通っています。「気が散って席にずっと座っていられない」「周囲と同じような行動ができない」「学力不振」と、症状は様々です。しかし、サポート校は自由登校・クラス制がない・個別指導など、あまり人と関わらない通学スタイルで通うことができます

また先生方は、保護者による情報はもちろん、前籍校などに訪問して生徒の個性や学力状況を把握しています。そのため、生徒に合った指導を徹底しています。

心が不安定な人

一定数ではありますが、自傷行為をする人やネガティブ思考が根深い生徒も在籍しています。サポート校では、先生方が対応することはもちろん、スクールカウンセラーが常駐しており、カウンセリングを受けることができます。

たとえば、「精神科に通っているが、先生に話を聞いて欲しい…」「最近嫌なことがあり、誰かに相談したい…」など、どんな些細なことでも先生方は真剣に向き合い、お話を聞いてくれます

また、サポート校によっては、教員に対し専門的なカウンセリング研修を行なっている学校もあります。

過去の学校で、先生の対応に嫌な思いをした人

不登校になるきっかけは、生徒間によるいじめだけではありません。何らかの経験で先生に対して不信感を抱き始め、不登校になってしまったという生徒も一定数います

サポート校の先生方は、全日制高校の教員と比べてフレンドリーで距離感が近い先生が多いです。”先生”として生徒の良き理解者として関わりながら、サポート・指導します。

こんな人はサポート校への入学を検討しよう

サポート校へ入学を検討するべき人の特徴は、以下の3つです。

  • 発達障害を抱えている人
  • 前籍校で何らかの経験をした人
  • 心が不安定で、拠り所が欲しい人

発達障害を抱えている人

サポート校は、生徒一人ひとりの発達障害に合わせた学習指導や接し方が期待できる教育機関です。また、実際にスクーリングを受ける通信制高校に対しても、生徒の個性をしっかり共有しています

学校によっては個別指導コースを用意していたり、自由に登校できます。周りの同級生と同じペースで学習を進めることができない方や、起立性調節障害を抱えており決まった曜日に登校できない方には、最適な学校と言えます。

前籍校で何らかの経験をした人

前籍校で、いじめや不登校を経験した生徒が多く在籍しています。そのため、人の心の痛みを理解している生徒が多いです。

学校によっては入学時に「他人の悪口を言わない」「SNS等でグループを作らない(LINEグループなど)」と指導している学校もあります。人間関係がうまくいかなかった経験を持っている方でも、安心して通える学校です。

一方、何らかの経験で同級生と関わりたくない方にも、安心して通学できる個別指導コースを用意している学校も多いです。学校によって授業方式は異なりますが、教室に入り先生と1対1で学習を進めることができます。そういった点では、人とあまり関わりたくない方でも、ストレスを感じることなく登校できます

心が不安定で、拠り所が欲しい人

全日制高校も含め、スクールカウンセラーが常駐している教育機関はなかなかありません。すべてのサポート校が当てはまる訳ではありませんが、うつや自傷行為を抱えている方は入学を検討してみてはいかがでしょうか。

サポート校の先生方は、生徒の卒業への支援だけではなく、生徒のメンタル面のサポートも全力で対応します。そのため生徒の小さな変化を見逃すこともなく、カウンセリングを積極的に行なっています。過去に精神科に通っていた方や、心の拠り所が欲しい方にはおすすめです。

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まとめ

まとめ
  • サポート校は、通信制高校に通う生徒の生活面・学習面・メンタル面をサポートする
  • 学校によっては、プログラミング・イラスト・美容などの専門分野を学べる
  • 学習サポートはもちろん、成績管理・レポート進捗管理を徹底しているため、卒業の確実性を高められる
  • 発達障害・不登校を経験した方でも、安心して毎日通える
  • 生徒の状況に応じて面談を実施しているため、生徒だけではなく保護者の要望もいち早く取り入れる
  • 多くのメリットがある一方で、通信制高校とサポート校の学費が二重になることが唯一のデメリット

サポート校に入学すればメリットは沢山あります。特に発達障害や不登校経験を抱えている方や、うつ・自傷行為をする傾向がある方には、おすすめできる学校です。サポート校だからこそ、信頼できる先生と出会えるでしょう。また、レポートの作成・進路指導・カウンセリングなど様々な面でサポートをしてくれます。少しでも「通信制高校に通って自分でレポートを進めるのは不安」と感じている方は、入学を検討してみてはいかがでしょうか。

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