通信制高校の基礎知識

通信制高校に通っている生徒の特徴は?どんな人がいる?

比較的自由なスタイルが許されている通信制高校ですが、どんな生徒が通っているのでしょうか。ここでは通信制高校に通っている生徒の特徴を紹介します。

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通信制高校にはどんな人が入学しているのか?

通信制高校に入学する生徒の傾向としては、以下のような特徴が見られます。

  • 経済的事情から通信制高校を選んだ人
  • 不登校やいじめ経験者
  • 高校中退後に再チャレンジをしている生徒
  • 発達障害など事情を抱えた生徒
  • 芸能活動など、学校外での活動を行なっている生徒

経済的事情から通信制高校を選んだ人

家庭の経済的理由から通信制高校を選ぶ人は多いです。というのも、通信制高校の中には全日制よりも安い学費で通えるところがあるからです。特に公立の通信制の学費は安く、年間5万円前後の学費で通うことができます(公立の全日制は年間約25万円程度かかります)。
私立の中にも公立全日制と同程度の学費(年間約25万円程度)で通える学校もあるので、私立に通う生徒もたくさんいます。

不登校やいじめ経験者

通信制高校は毎日のスクーリングが必ずしも必要でないため、小学校や中学校で不登校になった生徒からの人気も高いです。全日制のような週5の登校が必要な学校には通えなくても、週一回のスクーリングで済む学校を選べば、いきなり無理な負担をかけることなく高校生活を始められます。また、人間関係に悩む心配が少ないことからも、対人関係に不安を抱えた生徒から選ばれる傾向にあります。

高校中退後に再チャレンジをしている生徒

前の高校を中退してしまったけれども、もう一度高校卒業資格を得るためにチャレンジしたい、そんな生徒からも選ばれています。勉強がついていけず中退し生徒に関して言えば、通信制高校は自分のペースで学習を進められるため、全日制のようなみんなと歩幅を合わせる学習スタイルについていけなかったとしても、またやり直せるチャンスは十分にあります。また対人関係や心の面で高校中退したとしても、通信制高校にはそうした生徒の受け入れ態勢が整っていることや、そもそも毎日のスクーリングが必須ではないので安心です。また同じような悩みを持つ生徒も通っていることから、入学後に波長の合う友達が見つかるケースも少なくありません。

発達障害など事情を抱えた生徒

発達障害が原因で学習にも支障をきたし、みんなと同じレベルの学習についていけないという生徒からも通信制高校は選ばれています。通信制高校の入学試験は、学科試験の得点よりも面接や作文などが重視される傾向にあり、比較的間口を大きく構えています。入学後も必ず3年で卒業する必要もなく、自分のペースに合わせて単位取得していくことが可能です。
また、発達障害によって感情がコントロールできないなどの問題に対しても、理解ある先生が揃っているため、全日制よりも発達障害を抱えた生徒に適した環境にあるという見方もできます。

芸能活動など、学校外での活動を行なっている生徒

毎日の通学が不要、学習は自分のペースで進められるということから、自分の時間を確保しやすいことも通信制高校のメリットです。そうした特性から、芸能活動など外部で活動している生徒も比較的多く集まっています。芸能活動だけに限らず、スポーツや音楽に打ち込んでいる生徒など、様々です。社会人でも通えるため、現役世代より年齢が上の生徒も通っています。

まとめ

まとめ
  • 通信制高校に通っている生徒の特徴
    • 経済的事情から通信制高校を選んだ人
    • 不登校やいじめ経験者
    • 高校中退後に再チャレンジをしている生徒
    • 発達障害など事情を抱えた生徒
    • 芸能活動など、学校外での活動を行なっている生徒

通信制高校には事情を抱えた生徒が通っていることは確かですが、みながそれぞれ自分のペースで卒業まで頑張っています。自分と波長の合う生徒と触れ合えることも通信制高校の魅力です。もし全日制に通うのが難しそうと考えている場合は、通信制高校への入学も検討してみてはいかがでしょうか。

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